町田康のデビュー作とのことですが、すでに独特の文体と笑わせ方はきっちり確立されております。すごいね。
悪夢のような世界。
そして、その世界の中に生きている人々は、みなだらしがなくて、リアルにダメダメ。
主人公も基本的にはダメ人間なのだけれども、変なところだけマジメだったりします。
・・・町田康のお話は、大体みんなこんな感じですね。それがたまらんのだけれども。
とりあえず。
小説内に出てきた、ある曲の歌詞の一部。
「へんざない、はずかむ」
私は何の曲かさっぱり分かりませんでした。
かみさんに言ったらあててやんの。すげえや。
何の歌詞か分からない方は、是非お読みになってくださいませ。