FC2ブログ
「少子」 酒井 順子
少子

かみさんに勧められて読んでみました。

目次より

少子・その理由
 痛いから
 結婚したくないから
 うらやましくないから
 愛せないかもしれないから
 面倒臭いから ほか

などなど、女性側の正直な心持が書かれています。
そりゃあ、痛いよな。男だったらその痛みに耐えられないというくらいだし。

そんでもって「子どもを持たないと分からない幸せがある」とか言われても、確かに困るわな。
おいらも困る。「あっそうですか」としかこたえようが無い。


男の私だって、

子どもができたら自分の時間はなくなるだろうし、
父親としての責任はやたら重たいし、
経済的に大変になるし

で尻込みしていたわけですよ。今はもう覚悟だけはできましたけど。

こんなことを言うと、養老先生あたりは
「現代人は、現代社会に残された最後の自然、つまりは脳がコントロールできないモノ、脳化されていないモノである「人体」が行う『出産』という現象にも、ついには耐えられなくなってきている。」
とか言うのでしょうかね。

でも、著者に共感できる感性を持つ若者達に、お偉いさんや年寄りの正論はなかなか届きませんって。
結婚したら子どもを作るっていうのは、あっちの常識なのです。
こっちの常識じゃあない。血中ヤンキー濃度(笑)が高い人々ならいざ知らず。
#著者の造語であろう血中ヤンキー濃度という言葉は好きなのですが、著者の使い方はちょっとキツ過ぎるような。

ただ。
自分が可愛いから、自分の人生を大切にしたいから、という理由だけで子どもを作らないのは、如何せん大人として情けなさ過ぎる。
そうも思えます。いかがなものでしょうか。


あとですね。
世の賢い女性達は、女性の立場がまだまだ低いことに対し、激しく憤っています。
その辺のことをよく分かってない男子&憤っていない女子は読んでみる価値のある本かと思います。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.