「親離れできれば生きることは楽になる―自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ」 加藤 諦三
人は人それぞれの人生を歩んでいて、幸せな人もいれば、不幸せな人もいる。
ただ、その人が幸福であるのか、不幸であるのかは、他者が決定することではなく、当の本人が決めることであって、他人がどうこう言うものではない。

しかし、自分でそれを決定する際に、自分を騙すことは出来ない。
不幸なのに幸福だと思い込むこと、またはその逆をしても何の解決にもならないばかりか、精神を不安定にさせるだけである。
現実を真正面から見つめ、認識し、そして、判断しなければならない。

そして、そのように物事を考えるときに、気をつけなければいけない重要な事は「親」なのである、と著者は説きます。


この著者は、自分の思考を素直に、そしてありのままに表現することに徹しています。格好付けたり、自分を上に置いた言い方でもないその語りは、非常に読みやすく、共感がもてます。

著者の言葉が心まで届いてくる良い本だと私は思いました。


親との関係に悩んでいる方。
これから親になる方。
自分の子供が健やかな精神を持つよう望む方。

そして、

あなたが感じるように感じてはいけない、私があなたに望むように感じなさい、そういう親の期待におしつぶされて子供は歪んでいく。

親は、愛という名のもとに、自分の感情を一方的に押し付けた。しかも押し付けているとは思わず、その結果、子供の情緒は成熟できず、子供はいつまでたっても親離れできないことになる。

子供は、親の望む感情だけを持ち、親の期待に反する感情を持つことを自分に許さなかった。そして、生きている実感を失ってしまった。

#(前書きから引用)

この言葉に何か感じるところがある方。


そういう人に是非読んでいただきたく思います。
きっと反省することしきりです。私もまだまだです。修行が足りません。


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