「今どきの教育を考えるヒント」 清水義範
今どきの教育を考えるヒント


(あとがきより)

私の考える教育とは、子供を、社会の構成員たる大人に育成することである。
そのための、大人全体の、はたまた社会全体の責任として教育を考えなければならない。



全編がこの精神で書かれた教育に関するエッセイです。

この手の教育がらみを扱う本って、

・書き手がお上や学校をけちょんけちょんに言う
・それを読んで「全くその通り!」とさっぱりする

これで終わっちゃうことが多いんです。
で、さっぱりしちゃってるもんだから、結局何もうまなかったりする。

そうではなくて、まずは前提からゆっくり考え始め、
そのために必要なことは何かを分かりやすく説く清水氏。
何が悪いのかを一方的に決め付けずに、少しずつ原因を探っていきます。
とても丁寧な話の進め方です。


話変わって。

私は子供にモノを教えることを生業としています。

確かにお上に言いたいことは山ほどあるんです。
でも、そんなことは子供にとって本当に大事なところじゃないんです。

子供は、我々がその子のことを真剣に考えているのか、
そして、その子の全てを受け入れる覚悟はあるのか、
ということをいとも簡単に見抜きます。

子供たちはこうやって大人を見ていることを、大人は忘れてはいけないと思います。
逆にいえば、最低限それを忘れさえしなければなんとかなる、とも私は思ってます。


そんなわけで、清水氏の意見には大体賛成でございます。
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